ゴールデンウィークの時間を使って、村上春樹さんの最新作を読破しました。


主人公の田崎つくるは、
ある暗い過去をもっています。それは、青春時代を共に過ごした仲良しグループから、
突如理由も分からずに絶縁されてしまったという過去です。


永遠にも思えるような時間が経過し、
やがて人間として成熟した田崎つくるは、
自分が何故自分が拒絶されてしまったのか、その理由を知るべく、
その仲良しグループのメンバーを訪ね歩く巡礼の旅に出ますが。。。


この小説を読んで、
人には誰しも思い出したくない、蓋をしておいたままにしておきたい過去があるんだということに改めて気付かされました。

ただ、
その過去と向き合う覚悟をもつのか、それとも忘却の彼方におしやるのかはそれぞれの個人の意識に任されているわけですが。。。

興味をもたれた方は、
是非一読をお勧めします。





Android携帯からの投稿