最近、

ようやく夏の暑さにも陰りが見え始め、少し涼しくなってきた。



日課のラン・トレーニングも随分やりやすくなった。



結局、

去年の新潟シティマラソン・フルマラソンの部は失格という結果で終わった。


26キロ地点、第6関門の制限時間をクリアできず、

そこで失格になってしまった。



そんなふがいない自分が本当に情けない。

腹が立つし、本当に悔しい。


次に挑戦したら、

もっと悪い結果になり、もっとふがいない自分を凝視しなくてはいけないかもしれない。





そう思うと、たまらなく怖い。

俺は、今年30になる。大きな節目だと言っていい。

体力のピークはとうに過ぎた。



一昨年、

今まで一緒に走っていた友人が肺を患い、走ることが許されない状態になってしまった。

明るかった性格はなりを潜め、

俺とすら話をしなくなった。



今年、

俺は彼のために走ろうと思う。

例え、醜態をさらしたとしても、走れない彼がもっていないものが、

まだ俺の中には残っている。



両親からもらった身体は、頑丈そのものだ。

あとは、鍛え方次第なのだ。

レースまで、あと約1ヶ月半・・・・



俺は自分の可能性を過信するような無知な若者ではない。

けれど、1日でも1時間でも自分の可能性を保ち続けていたい。



今年もマラソンの季節がやってきた。