10月10日に行われた、新潟シティマラソン。
俺にとって初めてのフルマラソン。


正にそれは、サバイバルレースと化した。


当日朝、9000人のランナーがスタート地点の陸上競技場に集結した。

前情報より、
スタートのかなり前からランナーが並び始める。


前情報では、
あまりの人数により、最後尾では競技場を出るまでに5分かかるとのこと。

これは、確実に前の方に陣取る必要がある。



俺も、40分前に、
トラックに並ぶ。

その甲斐あって、見事前列部に自分の居場所を確保。


ふふふ、スタートを制するものはマラソンを制す。


ところが、
この待ち時間がいよーに長ぃ。


何故か、
自分の後ろのカップルランナーが、
いちゃこき始める。

男『今日の○○は、一段と可愛いな。』


女「△△君も素敵よ。」



男『今日は筋肉が張るから、お風呂でマッサージをしてあげるよ』

女「キャハ!すっごぃ、楽しみぃ~!」


イライラしている俺のことに全く気付かないカップル。


男『なぁ、今日ホテル行こうか』

俺の怒りボルテージが限界に。。。


女「あはは、どうしようかなぁぁぁ~」



ついに…


キレた!!


“こんなとこで、いちゃついてんじゃねぇよっっ!!”


俺より先に、
俺の隣りの綺麗なOL風お姉さんがキレた…。。。

恐い、恐すぎる…




結局、
俺と俺の周りのランナーで懸命になだめることに。



もみくちゃになる、俺、バカップル、お姉さん、その他諸々…



その後、
OL風お姉さんとバカップルはつまみ出されて行きました(笑)




10分後、
ようやく元の位置について、
スタート!


ところが、
あまりに早く並び過ぎたために、スタート直後に、
便意をもよおす。


ま ず ぃ。

それが、
波乱に満ちたレースの幕開けでした。


つづく…