昨日、
前に付き合っていた元カノと飲んできました。

最初は、
軽くお茶程度とのことでしたが、お互いに同業で悩みも話しやすく、12時近くまで飲んでいました。


私は、別れてしまうとほとんど連絡もとらなくなるので、
彼女のように飲みに行ける存在は特別な存在です。


もう恋愛感情はないけれど、
『あぁ、こういうところが好きだったな』
と、当時の気持ちを思い出しました。



私はとても幸運なことに、
(多くはないけれど)幾人かのとても素敵な女性に巡り合わせてもらいました。


とても尽くしてくれた人がいました。
いつも優しく見守ってくれた人がいました。
自分の夢を応援してくれた人がいました。



その中の誰一人も幸せに出来なかった自分に、
本当に嫌気がさします。



『あなただけじゃなく、私にも悪いところが多かったのよ』


と、彼女は言ってくれました。


でも、そうじゃないよ。
男は、自分の愛した女性を幸せにする義務があると思います。


もう大切な相手を傷つけるのも、自分がみじめな思いをするのも、終わりにしたいと思いました。



そんな決意を新たにした日でした。



『僕はとても不完全な人間なんだ。不完全だししょっちゅう失敗する。でも学ぶ。



二度と同じ間違いはしないように決心する。それでも二度同じ間違いをすることはすくなからずある。


どうしてだろう?
簡単だ。
何故なら僕が馬鹿で不完全だからだ。
そういう時にはやはり少し自己嫌悪になる。


そして三度は同じ間違いを犯すまいと決心する。
少しずつ向上する。

少しずつだけれど、それでも向上は向上だ』

(『ダンス・ダンス・ダンス』/村上 春樹)