「重たい腰を上げる」 | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

「重たい腰を上げる」

 

こんな言葉聞いたことありますよね?

 

これは、

 

「中々、行動を起こさない方がやっとのことで行動を起こすという意味」ですね。

 

 

これを整体的に観てみますとこうなるのです。

 

人間の意思は思っただけでは行動になりません!

 

普段、みなさんは意識したことないと思いますが(笑)

 

やろうと思う頭の中の興奮が背骨と背骨の中を通る神経に伝わり、

 

その興奮が末端にまで伝わって、横紋筋の収縮となって

 

行動になるのです。

 

つまり、

 

背骨の伝達が悪かったら意志があっても行動にならない。

 

背骨の興奮があっても横紋筋の収縮が鈍かったら、

 

これもまた行動にならないということですね。

 

ちょっと専門的になりますが・・・

 

体には5つの基本的な運動パターンがあります。

 

「上下運動」

 

「左右運動」

 

「ねじれ(捻転)運動」

 

「開閉運動」

 

「前後運動」

 

行動とは、前に進む力ですから、前後運動ですよね!

 

この前後運動するときに一番よく動くのが

 

背骨と骨盤をつなぐ、背骨の一番下の腰椎5番なんです。

 

はじめて聞く、お話でピンッ!とこないでしょうけど…

 

この腰椎5番の動きの悪い人は、

 

なぜだか行動や決断が鈍いのです。

 

これは、先ほどお話したように頭の中の興奮が

 

上手く伝達しないためだと思われます。

 

これを昔の人は、感覚的に

 

「腰が重い」

 

と表現したのでしょうね!

 

つまり行動力は精神的な問題だと、私たちは考えがちですが、

 

これは体の生理的問題であるということなのです!

 

腰椎5番の動きが悪い(腰が硬い)だけで人は行動力を失うのです。

 

何を言っても行動にならない人いてますよね?

 

こういう方は大体、腰が硬くなっていますから、

 

「重たい腰を上げる」ためには精神論でなくて、

 

先ず腰椎5番の調整なんですね(笑)

 

あまり鈍ってなければ、太ももの裏の筋肉を

 

伸ばすだけでも行動力が出てきますよ~(笑)

 

大股歩きなども有効です。

 

体って、本当に不思議!

 

他にも、

 

腰椎1番の弾力の悪い人は考えすぎたり、

 

腰椎2番の弾力の悪い人は感情が表に出せなくなったり、

 

腰椎3番がねじれてるだけで反抗的になったり、

 

腰椎4番の弾力が悪いだけでやる気にムラがでたりなどなど、、

 

いろいろな骨の動きと心の動きが連動してるみたいですよ~

 

「はい、そうですか」

 

で、すべてサッと変われるなら、みんなこんなに苦労しないですもんね!

 

この変化できない背景には背骨の歪みがあるかも知れないですよ~