野口先生の著書にこんなことが書いてありました。
以下、引用
人間の意志というのはやろうと思っただけでは行動にならないのです。
やろうと思う頭の中の興奮が背骨に伝わって、
背骨の神経の興奮になり、
その興奮が末端にまで伝わって、
横紋筋の収縮となって行動になる。
だから、背骨の伝達が悪かったら意志があっても行動にならない。
背骨の興奮があっても、横紋筋の収縮が鈍かったらまた行動にならない。
だから、背骨の鈍い人は皆、
体を動かすことが億劫になる。
以上、引用終わり
決して精神だけの問題ではない。
精神論で自分を叱咤激励し、
その結果に落ち込む前に、
または、自分の叱言に対して人の動かないことに、
腹を立てる前に、
体の生理的問題が、
行動に影響を与えているという事実を少ししっておけば、
全部とは言わないが、
気楽に対処できる部分が出てくるのではないでしょうか?
そして、普段から体を整えておくことの大切さを知っていれば、
人生も少しばかり有利に進めていけるのではないでしょうか?