毎日、いろいろな方と整体指導を通じて出会っているのですが
その数が多くなってくると、何かと比較ができるようになります。
「早くよくなる方、そうでない方」と「やらない方、やれない方」
その特徴を注意深く観ているとやはり、素直に指導をやれないながらもやろうとする方は
早い段階でよくなり、やる前からやらない理由を伝えてきたり、「むずかしい、分からない」が
先に出てどのようにすればやれるようになるかを考える前に出来ないと言ってくる方は
なかなかよくならない。
まぁ、絶対ではないのですが、何となくそんな傾向があるような気がします。
体に起こる症状には原因が必ずあって、それに気付いて改善できていないことが今の状況を
つまり、症状のある状態を長引かせている訳ですから、今までと同じやり方で同じように
していたら同じ結果が出てくるのは当たり前のことなんですよね。
だから、自分がそう思ってもみなかったことが原因になるっていることが多いのです。
本人が気付いて改善されていたらそんな風にはなっていないのですから。
整体ではそれを背骨と骨盤から読み取り、受けてくださってる方にそのままお伝えしています。
背骨と骨盤は整体操法で調整が出来ます。
でも、調整したからよくなっただけでは、また、悪くなるのではないでしょうか?
だって、なぜそんな風に背骨と骨盤がバランスを崩したのかを分かってないですから!
分かってないから気を付けようがないので仕方がないですけども・・・
大切なのは調整でよくなることより、なぜそうなったのかを理解して
自分自身で実践していくことだとゆにちゃんは思っています。
「やろうとしない・やらない」ことと「やれない」ことは
結果としては同じ「やれていない」なんですが、そこに大きな違いがあるのです。
自分のことですから、自分が変わらないと、何も変わらない。
このことに気付けないことが、今の現状の根本的原因であることに気付いていただけたらと
いつも思っています。
「気付こうとしないから、気付けない」
「今は気付いていないかもしれないけど、気付いていきたい」
どちらの「姿勢」が少しでもよくなる方向に向かうのでしょうか?
「気付いていないこと」に気付く、それがよくなるための第一歩なのではないのでしょうか?