「経過させる」 | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

「経過させる」


これは、整体独特の考え方なんだと思う。


起こっていることを全うさせてあげるということだ。


先日、ゆにちゃんがこの世界に入ったきっかけになったH先生とお話いていた時、


「友人の子供がインフルエンザで熱は下がったものの咳がとまらないんだけどどうしたらいい?」


とH先生に尋ねられた方がおられました。


先生は、咳を止める操法を伝えてから、「咳はそのまま、出しておけばいいよ。」


と、おっしゃってました。


「咳は辛いし、悪いものだから早く止めてしまわなきゃ」


大体の方がそう思いますよね。


咳も無意味に出ている訳じゃないんですよ。


気管支が縮んだりゆるんだりし過ぎたときに息が出来るようにしたり、痰を吐き出しそうじをしたり、


いろいろな役割があって出てるんです。


そして、用が済んだら勝手になくなるもんです。


これも、生命を守る機能のひとつなんですよね。



人間には生きようとする力が備わってます。



怪我をした時、治るな!と言っても、勝手に治ってしまうでしょにひひ


早く治そうとしてしまったり、痛みだけとろうとしたら、かえって悪くなったり、長引くこともたくさんあります。


だからといって何もしないわけではありませんよ。


体の要求によく耳を澄ませて、体がしてほしいことをできるだけやってあげて体が一番実力を発揮しや


すい環境を整えてあげるんですよ。


質問の子の場合は、症状を治すために騒ぎ立てるのではなく、いつもより時間じゃなくて、密度を上げて、


さみしくないようにしてあげるのが一番の環境かもしれませんねラブラブ


H先生も、ゆにちゃんも、お母さんの鳩尾を輸気して緩めればいいかもと笑ってました♪