人は、知らず知らずのうちに
自分の人生というドラマに没入していく。
一つの出来事を、ある視点で捉えた瞬間からドラマが始まっていく。
展開は いつもの馴染みのあるパターン。
だから 筋書きの予想はなんとなくつく。
「 ほらね、そうそう! 」
「 次は、こんな感じになっていくはず… 」
「 ね、やっぱりそうなったでしょ! 」
ドラマティックな場面には
ちゃんと感情を盛り上げる挿入歌まで流れたりする。
『 …… 』
そんな お決まりの展開 を
面白いと思って見ているのかしら?
安心するのかな?
それとも、ホッとするのかな?
偏った視点で描かれる
『 ほらね やっぱり 』劇場。
そのストーリーに酔っているうちは
自分が偏った視点で描いているとは気づけない。
でも
「 これはいつものパターンだ 」
「 展開は自分で選べる 」
そう気づいた瞬間
物語は自由自在に変えることができる。
諦めつつも、飽き飽きしながらも
そのスクリーンから目を離そうとしない自分がいる。
そこを俯瞰して見つめられるかどうか?
自分劇場のシナリオを変えるのは 自分。
自分のカメラの視点を変えれば、いつだって
『 幸せ劇場 』は始まる。
視点ひとつで世界は変わる。
脚本も、演出も、役者もすべて…
あなたが選べるのだから。