憑依された者は
祓われることを嫌い
祓う者を避け 遠ざかる。
それは憑依された者 本人の意思ではない。
憑依されると既存の自我は抑え込まれ
心も身体も自由自在にコントロールされる。
既存の自我の持つ記憶は薄れ
そのうち自分が何者かさえもわからなくなり
過去に憑依されていた時の記憶だけが
鮮明に蘇る。
あれは憑依だった…と気づくのは
散々振り回され ヘトヘトに疲れ
心身に限界が来た時。
良い気分の時こそ
慢心していないか?
と、自分に問うてみること。
常に自制し
何事にも謙虚であること。
決して 『 欲 』 に溺れぬように。
しっかりと地に足をつけて。