１０回ぐらい
コール音がした後、
電話がつながった
「・・・もしもし」
電話の向こうで
か細い声が
「もしもし、ゆにっとまねーじゃーと申しますが？」
「あっ・・・」
ショウキチさんは生きていた！？
とにかくひと安心
それから話をすること１５分
ショウキチさんは今
とんでもない状況に
置かれている
彼は６０歳で定年退職して
嘱託で残っていたけど、
３、４年前から病気を患って
入退院を繰り返し、
一昨年会社を退職した
まだ年金を受給する
年齢に達していないので、
貯金を切り崩しながら
生活をしていたようだ
ところが昨年の夏、
入院費用も払えなくなるほど
家計がひっ迫してきたので、
治療を打ち切って
家で生活をしていたらしい
治療を止めるなんて・・・
とても正気の沙汰ではない
そして先々月、
とうとうお金が底をついて
保険料を払えなく
なってしまったのだ
生存確認が出来て
ほっとしたけど、
同時に今のショウキチさんの
とんでもない状況が判明した
たぶんこの地球上で、
ショウキチさんの今の状況を
一番把握しているのは
ゆにっとまねーじゃーだ。
なんとかしなければ
続く・・・
今日もすばらしいことがありそうな予感が
本日の体重76.2