「最近△木先輩の顔見なくなったけど、転勤したんかな?」

 

「え、ゆにっとまねーじゃーくん知らんかったん、クビになったんやで」

 

「え!?」

 

 

独身寮での同期との会話

 

 

 

ゆにっとまねーじゃーが就職した

平成の初め頃の銀行は、

パワハラ・セクハラ当たり前の

不適切にもほどがある組織だった。

 

けど、

当時の世の中を考えれば、

どこの会社でも多かれ少なかれ

いろいろあったと思うキョロキョロ

 

 

そんな中、

笑い事では済まされない

表に出ていない

不適切なことが多々あった。

 

 

ノルマ必達至上主義の銀行

 

新規口座・定期預金・定期積金・年金振込・クレジットカード・個人ローン・・・

 

数えきれないくらい

いろんなノルマがあったびっくり

 

 

月末1週間前になると連日、

 

本部の推進役は支店長に

支店長は次長に

次長は課長に

課長は平行員に

それぞれ数字の詰めが行われるショボーン

 

 

厳しいノルマをクリアするために、

家族名義で口座を作るなんて当たり前

 

中には架空名義の口座や、

犬のタロウ名義のクレジットカードを

作った人がいたと言う噂もびっくり

 

 

寮で顔を合わせていた△木先輩が

年金振込口座のノルマをこなすため、

お客さんに無断で

架空の年金番号を書いた

年金受取口座変更届を提出したのが

社会保険庁に発覚して、

銀行をクビになったびっくり

 

前後して同期のNくんも

集金したお金を

お客さんの口座に入金せず、

何件も家に放置していたことが

見つかってクビにびっくり

 

 

銀行は不適切なことが

目白押しな組織だったびっくり

 

 

続く・・・

 

 

 

 

 

 

本日の体重77.5