名刺の写真からすると、
怪盗Xは２０代後半くらい
少なくともゆにっとまねーじゃーは
こいつが生まれる前から
保険の仕事をしている
何でこいつにこんなこと
されなければならないんだ
どんな復讐をしてやろうか
このことがあった日の夜は
腹が立って眠れなかった。
けど、
自分の怒りより
まずはお客さん
たねこさんのフォローを
しっかりすることが最重要事項だ
情報収集して、
より事実を明確にしよう。
怪盗Xがどこで
たねこさんの情報を
入手したかより、
どうして他の担当者の契約を
勝手に解約できたかを調べよう。
A生命の代理店担当に電話した。
「昨日、◇×▼◆〇△ということがあって、勝手に解約されていたのですが？」
「はい・・・、実は弊社ではこの４月から、お客様のご意向があれば担当者でなくても解約用紙を請求できるようになったのです」
「え！？ そんなこと・・・」
「あくまでお客様のご意向があったという前提ですが」
このA生命の代理店担当の
話を聞いて愕然とした
保険外交員にとって、
解約は一大事
解約するときは
担当者を通すか、
お客さんが直接
保険会社に連絡する
方法しかなかった。
なのに・・・
これではこの仕組みを
悪用する輩が出てくる。
まさに怪盗Xはそうだった
続く・・・
本日の体重77.2