「まだまだひと儲けせなあかんのに、こんなとこで寝てられへんわ」

 

ホスピスに移った次の日に

面会に行ったときは、

B男さんはまだ元気そうだった。

 

でも、

日に日に衰弱していったショボーン

 

 

「うー、うー、うー」

 

3日後に行ったとき、

苦しそうにうなっているショボーン

 

体のあちこちに

痛みがあるようで、

見るからに

つらそうなのが

伝わってくる。

 

ゆにっとまねーじゃーの父が

がんで亡くなったときも、

最後はとても痛がっていた。

 

いよいよ来るべき日が

近づいて来た予感がしたキョロキョロ

 

 

「B男さん、治ったら 物件探している人紹介するわ」

 

「ゆにっとまねーじゃーさん・・・・・・もうあかんわ」

 

「なんでそんなこと言うん?」

 

「いろいろほんまにありがとうな」

 

「・・・・・・」

 

「ゆにっとまねーじゃーさんが保険に入れてくれたおかげで、家族に金残すことできて、ほんまに良かったわ」

 

 

これがB男さんとの

最後の会話になった。

 

次の日、

B男さんは帰らぬ人となったガーン

 

57歳だった。

 

続く・・・

 

 

 

 

 

 

本日の体重75.5