「ようやくネクタイをして仕事が出来るようになったわ」

 

すがすがしく言うB男さんは、

不動産会社と委託契約をして

店舗や事務所の入居者を

開拓する仕事を始めた。

 

B男さんにとって

過去の罪を知っている

ゆにっとまねーじゃーに

連絡することは、

抵抗があったはずキョロキョロ

 

でも今から思うと、

それだけB男さんには

友人と言っていい人が

いなかったのだキョロキョロ

 

ゆにっとまねーじゃーはと言えば、

B男さんから直接被害を受けた

わけではないし、

代理店に来て

マイペースに動いていたので、

深く考えず時間つぶしの

つもりでに会った口笛

 

 

ちょうどそのとき、

某保険会社が代理店向けに

キャンペーンをやっていた。

 

ゆにっとまねーじゃーは

キャンペーンに入賞するため

久々にギラギラしていた。

 

(B男さんに保険を入ってもらおう)

 

でも・・・

 

Bさんに保険を勧めれば

簡単に加入してくれると思う。

 

けど、

固定収入が無いし、

お金にルーズな性格ショボーン

 

警察にお世話に

なったからと言って、

人間そう簡単に

性格が変わるなんてことはないショボーン

 

保険が続かないのは

目に見えているショボーン

 

でもこの時の

ゆにっとまねーじゃーは、

そんな懸念より

キャンペーンに

入賞することの方が

優先順位が髙ったプンプン

 

「B男さん、今何か保険に入ってますか?」

 

続く・・・

 

 

 

 

 

 

本日の体重75.4