「自分が部長をしていた時なんて・・・」
「はあ」
「新しい支店の立ち上げをして・・・」
「へえ～」
この話を聞くのは４回目か・・・・・・
お酒が入ってくると、
いつも昔の武勇伝を
語り始める人がいる
ゆにっとまねーじゃーより
ひと回り年上の
Aさんもそのひとり
Aさんは今、
以前働いていた同じ業界の
別の会社でバイト的な
形態で仕事をしている。
「今働いているところの上司は・・・」とか、
「今の会社の体制が良くない」とか、
武勇伝が終わるとこんな話に
武勇伝まではいいけど、
今働いている会社の
悪口はちょっと
いくら自分が過去に
がんばっていたとしても、
〈郷に入れば郷に従え〉で、
聞いていて
いい気分がしない
普段はとても
いい人なのに残念だ
もしかしたら、
ゆにっとまねーじゃーも
酔っぱらったら、
若い人に同じようなことを
言っているかも
さすがに今の会社の
悪口は言わないけど、
「ゆにっとまねーじゃーの２０代のころなんて」とか、
「マネージャーをやっていた時は」とか、
ゆにっとまねーじゃーは今まで
保険の仕事を３０年
やってきた自負がある。
けど、
この自負というものほど
面倒くさいものはないかも
思った。
いやな年寄りにならないよう、
いったん自負を封印しよう
本日の体重74.6