さあ どうしよう、

なんて思う気力も無く、

電話ボックスを出てとぼとぼ

けんちゃんの事務所のある

ビルまで歩いた。

 

ビルに着いても当然入れないショボーン

 

あてどもなく、

氷と炭酸の入った袋をもって

ビルの前で立った。

 

今のゆにっとまねーじゃーには

そうすることしか出来ないショボーン

 

わたし ま~つわ♪

いつまでもま~つわ♪

たとえあなた~が

ふりむいてくれなくても♪

 

大昔流行った

あみんの歌を

無意識のうちに

頭の中で口ずさんでいた。

 

・・・・・・

 

「ゆにっとまねーじゃーさん、ちょっと遅いんちがう?」

 

ゆにっとまねーじゃーが

ちょっと氷を買ってくると言って40分

 

その頃けんちゃんの事務所では、

Mマンがあまりにも遅い

ゆにっとまねーじゃーに

これはおかしいと気が付いた。

 

ゆにっとまねーじゃーに電話しても、

置いているカバンの中で

ガラケーがむなしく

ブルブルしているだけだし・・・・・・

 

ビルの前で立ち尽くしながら、

これからは何があっても

携帯だけは身につけていようと、

今さらながらに思っていた時、

 

「おーい!」

 

けんちゃんが

3Fの廊下の窓から

手を振っているのが見えたラブ

 

終わり。

 

 

 

 

 

本日の体重73.5

今月の目標体重まで3.5