「ゆにっとまねーじゃーさん、これに着替えてくださいネ」

 

舌足らずな看護師さんは、

瞳をキラキラさせながら

青い服を渡してくれた。

 

けど、

ゆにっとまねーじゃーの

頭の中はパニック状態

 

右手の手術なのに

服を着替えるなんて、

こんな大げさなになるとは

思っていなかったショボーン

 

考えてみれば、

この病院で内視鏡で

大腸ポリープは

たくさん取ったけど、

体にメスを入れるのは初めてびっくり

 

もし失敗して

右手が動かなくなったらどうしようガーン

 

今ならまだ間に合う。

 

やっぱりやめます

と言って、

この場から逃げようかえーん

 

そんなことを考えながら

服を着替えて、

更衣室から出た。

 

「ゆにっとまねーじゃーさぁん、こちらです」

 

更衣室の前で

瞳をキラキラさせながら

看護師さんが待っていた。

 

今の切迫した状況と、

看護師さんの

舌足らずなしゃべり方に

ギャップがあり過ぎる。

 

もう逃げられないショボーン

 

寝返りが出来ないくらい

細い手術台に寝かされると、

今度は先輩格らしい

キリッとした看護師さんが言った。

 

「右手をこの台に乗せてください」

 

気が付いたら

お医者さん2人と

看護師さん3人が

手術台の周りにガーン

 

こんなに

大層な手術なのかえーん

 

まさに、

まな板の上のコイ

 

続く・・・

 

 

 

 

本日の体重74.3

今月の目標体重まで4.3