「ゆにっとまねーじゃーさん、・・・・・・本当に申し訳ないのですが、今回はご期待に添えることが出来ません」ショボーン

 

丸顔の女の子は、

まるで自分のことのように

悲しそうに言った。

 

「え・・・どうしてなんですか?」えー

 

「申し訳ありません、詳しいことはお答えできないのです」

 

「そこを何とか・・・」

 

「すみません、本当に申し訳ありません」

 

女の子が

とても悲しそうな

目をして言うので、

それ以上突っ込むのをやめたキョロキョロ

 

融資を断られたショックより、

女の子の悲しそうな顔が

心に残った。

 

そんなに

ゆにっとまねーじゃーのことを

親身になって

考えてくれるなんて、

ビジネスライクな

銀行員の女の子とは大違いだニヤリ

 

サラ金のイメージが

180度変わった。

 

とりあえずここで

借りれなくても、

今日明日は何とかなる。

 

イヤな気持ちにならず、

逆にすがすがしい気持ちで

店を後にしたおねがい

 

当時26歳で、

まだまだ世間知らずの

ゆにっとまねーじゃーはそう思った。

 

けど、30年経った今、

その状況を冷静に分析してみると・・・

 

続く・・・

 

 

 

 

 

本日の体重76.9kg