「ゆにっとまねーじゃーさん、・・・・・・本当に申し訳ないのですが、今回はご期待に添えることが出来ません」![]()
丸顔の女の子は、
まるで自分のことのように
悲しそうに言った。
「え・・・どうしてなんですか?」![]()
「申し訳ありません、詳しいことはお答えできないのです」
「そこを何とか・・・」
「すみません、本当に申し訳ありません」
女の子が
とても悲しそうな
目をして言うので、
それ以上突っ込むのをやめた![]()
融資を断られたショックより、
女の子の悲しそうな顔が
心に残った。
そんなに
ゆにっとまねーじゃーのことを
親身になって
考えてくれるなんて、
ビジネスライクな
銀行員の女の子とは大違いだ![]()
サラ金のイメージが
180度変わった。
とりあえずここで
借りれなくても、
今日明日は何とかなる。
イヤな気持ちにならず、
逆にすがすがしい気持ちで
店を後にした![]()
当時26歳で、
まだまだ世間知らずの
ゆにっとまねーじゃーはそう思った。
けど、30年経った今、
その状況を冷静に分析してみると・・・
続く・・・
本日の体重76.9kg