「ゆにっとまねーじゃー、2アウトになったらバット振らなあかんで」

 

「・・・・うん」

 

「・・・・わかってたらええんや」

 

そんなこと

言われなくてもわかっている。

けど、打てる気が

全くしなかったからショボーン

 

本心を父には言えなかった。

 

試合が終わって、

帰りの車の中での

会話はこれだけだった。

 

監督は後輩だし、

監督が仕事で不在の時には、

監督の代わりに

サインを出したりしていた父

 

でも、

息子はこんなていたらくショボーン

 

試合の敗因は、

息子が満塁でエラーして、

息子が満塁で

見逃し三振したから

 

自分の息子は

どうしてこんなに

ふがいないんだショボーン

 

今から思えば

ゆにっとまねーじゃーより、

父の方が

逃げ出したかったかも知れない。

 

言いたいことは

山ほどあったはず

 

でも、何を言っていいか

わからなかったので、

 

〈バットを振れ〉

 

この一番基本的なことを

ゆにっとまねーじゃーに言ったのかも

 

この試合でますます

野球がイヤになったゆにっとまねーじゃー

 

この1ヶ月後

もっと致命的なことが起きたガーン

 

続く・・・・

 

 

 

 

 

本日の体重77.0kg