元同僚の話を聞いて、
驚くべき事実がわかった。
課長はお客さんに
裏利息を渡していた
疑いがあるようだった![]()
裏利息とは、
預金を獲得するため
額面の利息とは別に
お金を渡すことである。
あの時、
偏屈老人から
定期預金を獲得出来たのも
裏利息を渡していたのだ![]()
なので、交渉は
ゆにっとまねーじゃーを介さず
すべて課長が直接行っていた。
1000万の3ヶ月定期預金だったので、
信用組合の利息が8%、
自行は7.5%、
その3ヶ月分の利息の差額
12500円を
自腹で渡していたにちがいない![]()
推測だけど、
課長はノルマをこなすために
いろんなお客さんに
裏利息を渡して
預金を獲得していたのかも知れない。
そんなことを
たくさんしているうちに、
個人のお金と
銀行のお金の区別が
無くなってしまったのかも![]()
ゆにっとまねーじゃーの知る課長は、
自分が自分が
という人ではなく、
むしろ
どちらかと言うと
人のために尽くすタイプ
あまり要領が良い方ではなく、
出世も遅い方で
いつも支店長に怒られていた。
仕事のことより
行内ソフトボール大会で
活躍している姿が
今でも思い浮かぶ。
まさか
こんなことになるなんて・・・・
彼も
過酷なノルマに翻弄され、
犠牲になったひとりなのかも![]()