「ちょっとそれは・・・」
「今月は苦しいんで・・・」
「何とか来月は・・・」
のら～り、くら～りと
言いわけばかり
この人たちが
窓際族という人たちか
ゆにっとまねーじゃーが
新卒で就職した銀行の支店に
５０代の３人の係長がいた。
３人が３人共、
ノルマが出来ないからと
毎日のように
年下の支店長に怒られていた。
新人のゆにっとまねーじゃーが
見ていてもウンザリしていた
いくら年下に
ののしられても、
窓際族でも
自分の意思なく
ただ銀行に通ってくるだけで
平均以上の収入がもらえる。
でも、
全然熱いものが感じられない。
守るだけの生き方なんて
まっぴらだ
絶対こんな大人には
ならないでおこう
まだまだ青い
ゆにっとまねーじゃーは思った。
それから３０年、
ゆにっとまねーじゃーは
当時の３係長の年齢になった。
銀行を辞めて、
ずっと歩合の保険の仕事を
やっているけど、
３０年経っても
まだまだ熱いものがある
まだまだ
いろんなことをやりたい。
生きている限り
ずっと思っているかも知れない。
彼らのようにはなりたくないと
本日の体重76.3㎏