《△◆Ｓ子さん》
朝一のアポのため
電車で移動中に
ガラケーに着信が入った
（げっ 今日は何だろう）
５分後、
次の駅で途中下車して
かけなおした。
「おはようございます、ゆにっとまねーじゃーですが」
「今から出るとこなんで、６時以降に電話してください」
プチっと切れた。
（何なんだ、もう）
Ｓ子さんとは
２年くらい前に知り合った。
「何とか ゆにっとまねーじゃーさんが行ってもらえませんか？」
２代前の
保険会社の担当さんから頼まれた。
平たく言えば
苦情対応のお願い
もう支店長ではないのに、
どうして行かなければならないの
会社の人から言われたら
そう言ったけど、
いつもお世話になっている
担当さんだったので
渋々引き受けた
それ以来、
５、６回は訪問した。
むずかしい人で、
あーでもない、こーでもない
あれはどうなの、これはどうなの・・・・
Ｓさんから着信が入ると
ゾッとした
でも、
契約をもらったのは他の人でも、
今はゆにっとまねーじゃーが
Ｓさんの担当者
出来る限りの対応はした。
もう何もないはず・・・
ＰＭ６：２０
さあ何がくるか、
構えながら電話した
「ゆにっとまねーじゃーですが・・・」
「ゆにっとまねーじゃーさん、あなた とても良くしてくれるので、私の友だち紹介しますわ」
「・・・・・」
苦情からの、
新規紹介
本日の体重75.3kg