ロジェヴェン ブルックナー5番シャルク版@池袋
誰もが省略されまくって60分に短縮されて 金管がばりばるうなる爆演を疑わなかった。なにしろ全集でロシアンブラスを炸裂させてチャイコフスキーかショスタコのような爆演を演じたロジェヴェンだ。
現にチラシにはブルックナーは爆発だ と。
プログラムにも63分 と。
しかし今夜 今まで聞いたことのないブルックナーが聴かれた。
頭のピチカートを聞いて その悠々たる独特のテンポ感というか独特の情緒に涙が出そうになった。なんだこの美しさは!
チェリビダッケのテンポに近いが情緒がもっと繊細だ。その美しさはしばしば現れる休止=無音の美しさまでも引き立てた。この散文詩のような情感もまたブルックナーの真髄のひとつだと 聴き進むうちに思い知る。
2楽章は 先が見通せない迷路 というか あえて言えば幽玄な日本庭園を歩む武満徹の音楽を聴いているような気分になる。
このままだと3楽章でダレかねない。。。しかしそこはシャルク版のゆえんなのかスケルツオの繰り返しが大幅に省略されてダレないうちにフィナーレへ。
そしてついにコーダ 10人以上追加された金管がいっせいに
起立し シンバル2組&トライアングルも加えて まるで1812年を聴いているようなドハデでロシア的なサウンドを
これを食らえ!というように爆発させた。
すんばらし~~~~~ブルックナーとか関係なくとにかくすばらしいとしか言えないんだよね、これは!
終わるとロジェヴェン バシン!と譜面台を叩いて
思い知ったか!!!というアピール^^
会場大爆笑^^^^^^^(演奏時間80分)
シャルク版こんなにすばらしいんなら 俺はこれからずっとシャルク版でいいや。。。。という気分になったよ^^
チェロのトップは大好きなチェリスト遠藤まりさんになっていた。
アフターは 上機嫌な姫たちとブルクナー団オフ会で わいわいやはり80分しゃべり通して。。。。今はぐったり^^;