1,2幕のおもしろい展開に比べ 3幕は 槍を持ったユピテルが延々とダナエと会話する展開がワルキューレの終幕を想起するが といって ワルキューレほど劇的なストーリーもないし さして叙情的でもなく冗長だ。
音楽は影の無い女とダフネを足したようなもので その意味で新奇性が無く 演奏もどこか焦点が定まらない未消化な印象だった。も少シュトラウスらしいメリハリがほしかった。
シュトラウスの最後のオペラ群 ダナエ ダフネ 講和の日 カプリッチョの中でダナエは最も大作なのだが残念ながら最も説得力が弱いのを実感。
とはいえ わかりやすい演出と落ち着いた舞台 歌手も一部を除きよく響く声で まずまず満足できる初演だった。