はじめて聞いたオケだが 細かい弦の動きが多いシベリウスを実にきれいに奏でて 見事なアンサンブルを聞かせてくれた。
特に5番は 派手な演奏ではないが 流麗な流れがすばらしかったし プレストで駆け上がってゆく1楽章コーダのテンションの高さはプロオケでもなかなか味わえないほど感動した。
2番は5番ではイマイチだったホルンなど金管が勢いをつけてよい音を出した。まあ2楽章などの解釈が意図不明でただ音楽を鳴らしているだけ みたいな指揮者側に対する不満もあり 5番ほどの満足感はなかったが オケ自体はバイオリンやビオラが実に美しい音を出していた。
最近アマオケの弦は 調弦の精度 音程の正確さ 音の美しさの3点ですごくレベルが高くなってきたと思う。音鳴りの良さの点ではプロに及ばない点もあるが その代わり熱意でカバーして 感動させてくれる。
音鳴りは 楽器の良さや いかに弦を大きく振動させるか=いかに弓を安定して使えるか=いかにたくさん練習して余裕を持って演奏できるか に依存するのでアマにはハンディがあるわけだ。
このオケも管楽器含めてとてもレベルの高いオケだ。 今後も楽しみだが できればシベリウスはともかく ベトとかチャイコだけでなく 少し意欲的な作品をやってほしいもんだ。