こんにちは、店長の武田です。

カシオ(CASIO)のG-SHOCKといえば、誰もが知ってる日本を代表する腕時計メーカーの代表モデルです。

G-SHOCKでまず頭に浮かぶのは、衝撃に強い、壊れにくいという点ではないでしょうか。
ではなぜそんなイメージか付いたのか。

それはCASIOがG-SHOCKを開発する上で最も大事にしてきたことだからです。

G-SHOCKの歴史を紐解いても耐衝撃構造は当初からありました。

 

G-SHOCKの歴史

1983年4月にG-SHOCKの1号機(DW-5000C)が発売されました。

当時の腕時計のトレンドとしては、薄くて軽い腕時計が人気でしたが、

G-SHOCKはあえて逆向して、ゴツゴツしたデザインを採用しました。


その時の売り文句は「ビルの上から落としても壊れない」というものでしたが、

当時は全然売れなかったようです。


そこから10年して、日本のファッション・トレンドがG-SHOCKに追いついてきて、爆発的な人気になりました。

その後、爆発的な人気になった翌年に女性用のG-SHOCKとして「Baby-G」が発売されました。

1号機は「DW-520」で、G-SHOCKの耐衝撃構造を継承して、

10代の女性をターゲットにした、サーフファッションモデルでした。

1983年の発売当時から、タフネスを前面に出して、

今でもお馴染みのカーボンが張り出してケースを守っているデザインを使い続けてきました。

 

耐衝撃構造の秘密

耐衝撃構造の秘密としては、やはりケースに張り出したカーボンです。

発想としては、ゴムボームの中は衝撃が少ないというものです。
ケース内でコアな機械を浮かせて、

周りをゴムボームのようなもので覆うことで衝撃に強い腕時計を実現しました。
そのメインの素材としてはカーボンを使って衝撃を軽減しています。

ケースの4つの辺に付けられたカーボンの出っ張りが、

まさに衝撃から守るためのクッションです。
どこから衝撃が来ても、そのカーボンで衝撃を吸収する仕組みです。

更にケースを守るために、ベルト部分にもカーボンを使用し、

腕時計そのものが腕にはめていない時に落下しても、

ベルトのカーボンで衝撃を和らげてくれるようになっています。

この構造が、初期の発売当初から採用されて来ました。

耐衝撃構造の新時代

 

2018年6月に耐衝撃構造の仕組みが次のレベルへ進化しました。


それは、今までカーボンでガードしていたケースをメタルでガードすることにより、
小型化薄型化に取り組んだことです。

1983年に発売してから10年経って、
やっとゴツゴツしたデザインが受け入れられてきましたが、
更に時代は進んで、再び薄型、小型化がトレンドになってきました。

そして、CASIOの技術もそのトレンドに追いついたのです。

これからは外で激しい動きをする人だけでなく、
ビジネスマンが普段から使用する腕時計として、G-SHOCKがメジャーになることでしょう。

新耐衝撃構造は「コアガード構造」と言って、
メタルパイプを使用することで耐衝撃構造をパワーアップしました。

またメタルパーツを使用することによって、
今までのカーボン素材によるカジュアル感は払拭して、
上品でスーツに合う腕時計が出来上がりました。

2018年6月15日に発売されたモデルは「MTG-B1000B-1A」です。
ブラックで統一されたデザインは、以前のようなゴツゴツ感は一切なく、
洗練されたカッコイイ見た目になっています。

もう一つ「MTG-B1000-1A」というモデルもあり、
こちらは、シルバーのカラーになっていて、よりスーツに合う腕時計となっています。

注目のモデル

「MTGS1000BD-5A」

既に生産は終了していますが、ローズコールドが色鮮やかなモデルです。
今で言うと、インスタ映えすること間違いなし!

耐衝撃構造以外にもタフソーラーやタフムーブメントなどの
タフさをより際立たせる特徴も多くある腕時計です。

「カスケット BGA200-6E」

全体がパープルカラーで、ちょっと他と違った感じの腕時計です。
これは、色などからしてもインスタ映えしそうな腕時計です。
 

最後に

今回ご紹介した耐衝撃構造という機能は、1980年代から始まり、
変わらないスゴさと、更にそこから進化するスゴさが光る機能です。

少しぶつけたり、落としたりしただけで壊れてしまう腕時計よりは、
ちょっとやそっとの衝撃にはしっかり耐えて、長く使える腕時計を愛用したいものですね。

そのためにも耐衝撃構造の機能は、進化版も含めて今後も目が離せません。
 
今回後半で取り上げたモデルは以下のネットショップで取り扱っています。是非寄っていってください。
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