開発地域の「昭和の森ゴルフコース」は元々昭島飛行機工業の子会社所有地で、ディズニーランド1個分がすっぽり入る広さです。

その土地を 日本GLPに2021年2月に売却されているのです。GLPとは、2017年7月に中国企業5社連合に買収されている企業(シンガポール在)です。

 

日本GLPはJリート(不動産信託)にも組み込まれております。

 

現在伐採中のホテルやゴルフ場の森部分を中心に、将来は物流センター3棟、データセンター8棟が開発計画されており、4800本ほどある木の内、約3000本が伐採される予定となっています。(木クズ量から算出)

GLP側は何本伐探するなどはっきり答えず、有耶無耶にしています。

 

周囲が開発される代官山と呼ばれる森林地帯には絶滅危惧2 種のオオタカが繁殖をしていたり、沢山の動植物が生息しているのです。そことゴルフ場を繋げる道路開通も計画にあるようですが、緑地帯の分断となり、オオタカや動植物の生態系が変わってしまうものとなっているようです。

 

開発計画では、巨大物流倉庫とデータセンターを市街地における貴重な緑地を削って建設するため、建設工事期間を含め、新たな交通渋滞が予想され、トラックなどが1日/5800台増(往復11600台)、騒音、大気汚染、景観、日陰など諸問題が引き起こされ、市民の生活が破壊されてしまいます。

 

具体的には団地の向かいに45mの物流倉庫、代官山地域のすぐ近くには、55mの物流倉庫。玉川上水沿いの緑地帯には、35m のデータセンターを建てる計画です。いずれも、住環境に隣接しており、圧迫感や、日陰が半日以上続くなど、市民に全く配慮しない杜撰な計画を、強引に進めようとしています。まだ認可もされていないのに、工事計画2025年2月着工の看板を、先日(6/7)掲げています。

 

GLP 側は、市民からの意見をはぐらかし、説明会も一部の地域に向けてのみ、2週間前の急な告知をするなど、ひどい対応のようです。昭島市も、まちづくり計画を水と緑のまちとしながら、GLP側へ対応を求める強い姿勢(条例を定めるなどしない)を示さず、法に反していないので諦めています。昭島市長は、市民との対話会に要請しても、1度も参加していないとのことです。

 

 

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