高校に入った一番下の弟。



中学までの成績はとても良いもので、入った高校も進学校だった。

ところが、高校に入ると成績はがた落ちに。。。

部活で野球部に入っていたのだが、それもうまくいってないらしい・・・。


もともと気の弱い、優しい弟で、あまり愚痴を言ったり会話も必要なことしか話さない。

そんな弟で特に心配はしていなかったけど、


高校2年の時、急に登校拒否になった。


最初は家族もわからなかった。


家に毎日いる専業主婦の母親でさえ気づかなかった。


ある日、学校から電話がかかってきて気づいたのだ。


「今日、学校に来ていませんが、どうかしましたか?」


朝はきちんと学校へ出かけて行った。




帰ってきた弟を母親は問いただした。


「今日は図書館にいた。」



それからというもの、弟は学校へ行きたくないのを我慢しなくなった。


私たちは背中を押すつもりで「今日は大丈夫だからいってらっしゃい。」と、弟の気持ちも聞かず

元気づけたつもりでいた。多分それが悪かったんだと思う。


もともと自分の気持ちをうまく話せない弟は、学校の何が嫌なのかを伝えることができなかった。


いじめられてるかも、学校の成績が良くないからなのかも、理由は結局のところ今でもわからない。



その後、「俺は普通だ」という弟を無理矢理連れて行った精神科の検査結果は


精神分裂病


だった。