筝の相方の、一番最初に師事していたお師匠さまが
昨日亡くなりました
オカリナのほうのわたしは、一度もおめにかかったことはないのですが
相方からお話だけは聞いていました。
お稽古の途中で倒れられ、
そのまま病院でお亡くなりになられたということです。
90歳を過ぎて、大きな舞台からは遠ざかっておられたようですが
現役でお弟子さんがたにお稽古されていたんですね。
まさに、演奏家人生という感慨のようなものがあります。
自分の身に置き換えてみても
90歳を過ぎてオカリナを教えていられるかというと
とんでもなく無理な気がしますもの・・・
和楽器だから、できることかもしれません。
伝統文化ってやっぱりすごい。。。
訃報の電話を受けたとき、実は打ち合わせのため
一緒にいたのですが
相方はしきりに目をこすっていました。
それからすぐ帰って行きました。
わたしの前では、何も話しませんでしたが
話せばきっと涙が洪水のようにあふれたからなのでしょう。
社中の中で一番若くて、たった一人の男性だった相方を
どんなにか心配し、可愛がって育てて下さったのかと思うと
また、そんな風に育てていただいた相方の心中を思うと
わたしも胸が痛いです。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
今日の雨は 涙雨ですね。。。。