わたしたちだっていつもバカなメールばかりやりとりしているわけではないんです。
昨日は、
「野猿の墓」とか「サルマゲドン」とかいうメールがきましたけどね
たまには、色んな真面目なことを話し合います。
まぁ音楽についてが多いですが・・・
今日の練習で話したことは
「演奏者としては、求められてナンボ」
「喜んでいただいてナンボ」
「簡単に言ってしまえば人気が命」
ということです。
そして、演奏形式がMCを含むものすべてを指すとすれば
しゃべりも、立ち姿も、何もかも含んでそれが
一つのステージだということ。
それがつまらなければ仕事はこないし、
いくら高度なテクニックを持っていても
演奏が上手でも、どんなにすばらしい学校を出ていても
聞いている人が満足して帰らなければ
負けなんだ
だということです。
もう一度聞きたいと思わなければ
それはもう、負けなんです。
だから、わたしは常に自分の魅力がどこにあるのかということを
模索しているし、
新しい魅力を引き出すための努力は惜しみません。
数年前はMCがまったくダメで
笑顔なんて全然作れず
ドレスもイヤ、
演奏がよければすべて帳消しだろうと思っていました。
でも、聞きにきている人はそうではないんです。
演奏者の生の息づかいや、
おしゃべりの中にある感性や
女性であればかわいらしさだったり、
男性であれば男らしさだったり、
そんなものすべてを見て聞いている。
気づかせてくれたのは、
本物のプロと呼べるオカリナ奏者さまたちのステージでした。
本谷さん
茨木さん
大澤先生。
わたしたちは今すごく忙しいです。
忙しいのは、がんばって営業しているから。
もちろん、実は演奏がダメダメなこともありますよ。
人間ですから。
波は誰にでもあるし
相方との波長もあるので
相方が調子よくてもわたしがだめだったり、
本当に色々あります。
今日も相方と話をしましたけれど、
他人に対するダメ出しって簡単なんですよねwww
無責任に何でも言えますもん。
粗探しもしようと思えば
それほど楽しい?ことはないですよw
わたしも実際よくしますし!!
だけど、ダメ出しするからには
自分がそれ以上できていないとカッコ悪いですよね。
あるいはできる自信があるとか。
それがなければただの負け犬の遠吠えどころか
負け豚のトンカツみたいな(意味わかんないけど)
本当にカッコ悪い。
と、気づいてからは、ダメ出しするときには
よっぽどのことがあってからになりました。。。。。
そして、いいところを吸収しようという気持ちになりました。
まだまだ未熟だなぁと演奏のたびに思います。
もっと自由自在に
自分の息と指を操れたら。
と思います。
もっともっと、魅せれたら、と思います。
どうしたらそうなれるのかな。
毎日その繰り返しです。
今は1人で考えなくてもよくなった。
相方が半分考えてくれるから。
わたしは怒るとこわいですよ。
史子