義援金 と 支援金 | 「ユニットMOMO」momomiのブログ

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3人のハンドベルユニット
(イングリッシュハンドベル)

イベントの予定や報告などを書いていきます。

先日・・・


 「プロジェクトMOMO」チャリティイベントにて

   

  集まった募金・寄付金は。。。


 小山町社会福祉協議会を通して

  

  中央共同募金会の


   東北関東大震災義援金 に寄付しました。



「プロジェクトMOMO」チャリティ開催の趣旨は・・・


 義援金を集めることが主の目的ではなく・・・


  みんなの気持ち・心がつながること


   笑顔が元気を産み・元気が笑顔を産むこと


    気持ちを鎮め・・心穏やかにすることから


     新たな力・エネルギーが生まれるだろう・・・



 そんな使命感が、プロジェクトメンバーのなかに


       自然に湧いた活動でした。



 その活動に、なにか、共感の気持ちを


  そして、被災地・被災者への想いを込めて


   何かしたい・・・ 自然に体が動く・・・


    そういった・・・一人ひとりの祈りのこもった


       募金があつまりました。



 募金が 第1の目的ではありませんでしたが・・・


  募金が、たくさん寄せられることは予想していました。


    集まった募金は、どこに・・・?


       をまず決めなくてはなりません。



  急なチャリティ開催に。。知識乏しく


   一番、ポピュラーで、多くの人が


    安心して、お金・気持ちを託せるところが


  この、共同募金会だと信じ、募金先に決めました。


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さて・・・長くなりますが・・・


    本日のブログ記事は


      いま、改めて、

 

        落ち着いて


     考えておきたいこと・・・・・



「義援金」 と 「支援金」 の違いについてです!!



   momoの参考になったブログ記事を


      下記に転載いたします。


 みなさんの疑問の答え・・参考になれば幸いですアップ




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社団法人長寿社会文化協会 常務理事、

NPO法人市民福祉団体全国協議会 専務理事

  田中尚輝氏のブログ より


多くの方はご存じと思うが、「義援金(義捐金)」と「支援金」の相違について説明しておきたい。

 東日本大震災への寄付が集まりつつあるが、テレビ局や共同募金会でおこなっているものは「義捐金」と呼ばれるもの。私が役員をしている市民キャビネットや市民協で行っている寄付は「支援金」だ。

 「義援金」は、通常は日本赤十字社にすべて集められ被災者に分配する。阪神淡路大震災において最終的に配分されたのは震災から6か月以上後のことだ。

 どうしてこのように遅くなるのかというと、「公平・平等」にしなければならないために被災者の総数、それも被害状況(全壊か半壊かなど)を把握しなければならない。これが容易なことではないのだ。今回も数千億円集まると思うが、たとえば2000億円集まって200万人に配分すると、1人当たり10万円がいまから6か月以降に支給されるというものだ。

 だから、義援金に寄付をして、テレビに出ている被災者にわたっていると思うと大間違いなのだ。

 これに対して「支援金」は、この大震災において活動しているボランティア団体・NPO、あるいはそうした団体が必要だと考える人びとに支給される。また、この現金はガソリンや食料品、おむつなどに変えて、必要な人に配られる。即効性を考えるなら、この支援金の方が友好な手段だ。

 だが、「支援金」には公平性・平等性は担保されない。例えば、私が専務理事をしている市民協には「宅老所を全国に広める会」の事務局があり、当然のこととして「宮城宅老所連絡会」と関係が密だ。こうして宮城宅老所に義援金をおくるとそこの判断で資金は使われる。多分、宅老所の会員の困っているところへ重点配分されることになる。

 
いま、紙おむつを送れという悲鳴に似た要望が被災地の介護系NPOから寄せられている。これを現物で「義援金」方式で送るとどうなるか。県や市役所の倉庫に詰め込まれるだけだろう。なぜなら行政は「公平・平等」でなければならないから、紙おむつを必要とする人数の把握から始める。これが例えば、10万人いたとしよう。しかし、義援金方式できたものが5万人分だとする。この場合、後5万人分が来るまで配分を待つというのが「公平・平等」の考え方である。

 このような「公平・平等」が必要なのは平時の時代のことであり、現在のような非常時は「不公平・不平等」こそ重要なのだ。これこそ支援金の意義であり、ボランティア団体やNPOが活躍する論理だ。

 市民協にはすでに百数十〇万円の支援金があつまっている。これからもどんどん集まるが、「不公平・不平等」にできるだけ早く活用をしていくことになる。


  「義援金」と「支援金」[2011年03月18日(金)」 の記事より

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