落ちているには理由がある
落ちている。
バナナの皮が落ちている。
道を歩いていると、よく落ちているものに出くわす。
上を向いて歩こうと言われても、下を向いて歩いてしまうので、落ちているものが目に付く。いつもはたいして気にしていなくても、一度意識したならば、誰しもが落ちているものがたくさんあることに気付く。
道端に靴下が落ちていたり、階段に水餃子なんかが落ちていたりする。
道端に靴下?階段に水餃子?
不思議だ。すこぶる不思議。
そう思わざる得ないけど、落ちているものは、急にわいて出てくるわけでもないので、それなりの理由があってそこに落ちているわけで。
つまり、落ちているものには、それぞれそれなりのストーリーがあるものだ。
あるエライ人はいう、「落し物に因果」。
