怪我の功名を願えば | Photolanguage

怪我の功名を願えば




歩いていて、こける。
怪我をする。
痛い。


痛いっだけでは嫌なので、そんな痛みもどうにかこうにか功名につながっていてほしい
ものだ。


歩いていて、こける。
怪我をする。
痛い。
血が出る。
傷口見たくないけど、よく見る。
緑だ。
血が緑。
驚く。
どうしよう。人に言うべきか言わざるべきか。
悩む。
悩んだ挙句、とりあえず両親に告げる。
両親驚く。
わかっていたことだけど、悲しい。
だが、何と。
両親の血も緑。
驚く。
少し嬉しい。
さらに。
衝撃の事実を知る。
人類の8割は、血は緑。
でも、みんな言えないだけ。
らしい。
血が赤。
それは、実はマイノリティー。
思い込み。
作られたもの。 
僕の血は緑だ。
声高に訴える。
世間も同調。
気がつけば、大統領に。
よっ、大統領。
そして。

世間に知らされてない事実を知る。
実は人間。
ころんでも、痛くない。
らしい。
痛い。
それは、勘違い。
だから。
血すら出るはずないのだと。
もっといえば。
ころぶこともない。
らしい。
人体ってよくできている。
なんだ。
血が出たのは、勘違いだったのか。
痛いのは、勘違いだったのか。
ころんだのも、勘違いだったのか。