誰かが焦れば、皆が焦る。
誰かが大丈夫と言えば、皆が安心する。

群集心理と言うものかもしれないが、何故焦り出すのか?

簡単な事だ、不安が有るから誰かが口にすると全員の不安が噴き出す。

その逆も然り、大丈夫と言えば安心するのは不安要素を有る程度払拭できるからだ。

人間と言うものは非常に弱い生き物である。
まぁ識者に言わせれば違うのかもしれないが、知恵と言うものが有るから、ある程度の事は想像してしまうと僕は思っている。

特にネガティブに想像してしまう傾向が有る。

それがプラスに作用する場合はいいのだが、大方八方ふさがりになる事が多い。

何故なら、具体的な解決方法を持っていないからだ。
大体、持っているなら想像も有る程度は違う筈だ。

そんな場合どうすればいいのか?

簡単な事で有る。
思考を止める事だ。

下手な考え休むに似たり。
考えてどうにかなるのならば、あなたより優れた人間が考える方がいい解決策が出ると思いませんか?

だったら考える事が如何に無力か分かる。

あなたがスポーツ選手として、少しでも記録を伸ばす為に考えるのならば意義も有る。
いや、脳とはそのように使うべきなのである。

でも先に書いたように思考をするのではない。
それは限界に近づいた場合に思考するべきであって、限界でもないのに思考するべきではない。

ネガティブな想像に侵されるのが関の山である。

だったらどうするべきか?

やるだけだ。
限界ギリギリまで。

考える前にやるべきだ。
考えるのは後でいい。
まずは成すべき事を成せ。

それは肉体を酷使し限界まで近づく事で有る。
その上で、さらに限界を越えるべく努力する事で有る。

限界を越えた時、人は成長するのだ。


●ユニットCRG『記憶からの招待状』
 2008年8月26日(火)、尼崎ピッコロシアターにて公演決定!!
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 http://www3.to/c-r-g-2008-kioku