青空ふたたび

青空ふたたび

青い空
空気と水の旨さ
必要な分の食べ物

これだけで幸せ
最上級の贅沢

でもあと何か足りない...

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今日の夕陽も良かった。


正確に言うと夕陽というより黄昏で暗くなって街の家々の灯りがつく風景が見てて満たされるんですね。そしてハイボール…

生きてて良かった。

これさえあればあとは何も要らない、と思う。


あとは何も要らない、って言うのはウソなんだけどね。毎日過ごす日常の場面、場面で、これでもか、これでもかと別の欲望が途切れなく沸き上がるのが世の常、人の常。

懲りずに際限なく失敗繰り返しすのが人間なんですかね。


だから、これさえあれば「あとは何も要らない」ってのは気取り屋さんのポーズ。

でもその時は本気でそう思ってるよね。その瞬間はこのひとときのために私は生きているんだな、と呟いたりする。


仕事を終えて居酒屋の生中ジョッキからよく冷えた液体をグーっと喉に流し込む。カーッ、うめー、

このために俺たちゃ生きてんだよなぁ、と言った覚えあるでしょ?

至福の時、これさえあればあとは何も要らないってその時は本気でこのために生きてんだ、ってかなり確信高めの宣言してるはずです。


でも、翌日も、そしてまた次の日も過ごすうちに新たな場面で生じる展開についていく自分に変化を余儀なくされ…

これも、それも、あれも、何でも欲しいってなって

欲望が増えると欲求不満の確率も高く招じて簡単には済みそうもありません。

悩みが続いたり、ひどく暇だったり、逆に極めて冷静で冷めて哲学してしまうと

「何のために生きているのだろう」って一瞬は頭に漠然と広がったりしてね。

でもまた忘れんだよね。


映画の男はつらいよで寅さんがふと口にした忘れられないセリフがあって、甥っ子のミツオが問いかける場面で


ミツオ「おじさん、人間って何で生きてんだろう?」

寅「なんだ、難しいこと聞くじゃねえか。うーん……そうだ、ほら、あー生きてて良かった!って何べんか思うことあるじやねえか。そのために生きてんじゃないの?」


しごく共感する答えではある。


ただもっと明快な答えを私は19歳の時、学校の先輩

から聞かされ今だに私の影の指針となっている名解答があります。


19の私「なぜ人は生きているんでしょう?」

先輩「生まれちゃったから生きてんだよ!」


これ以上、明快な答えはありません。


人生経験の浅い未熟な青年の素朴な問いが一言で片付けられてしまった思い出です。

もう生まれちゃってる。これ以上の生きる理由なんて取って付けたようなものかも。と思うと痛快ですらあります。


お笑い芸人さんも言ってます。生きてるだけで丸儲け!


まあ、生きる理由なんて、時々こんなふうに無駄な考えでも思い巡らすこと、そのものにある、と言ってもいい気が今夜はしてます。