皆さま こんにちは
現役スクールカウンセラーであり(これまで30以上の学校にお邪魔しました)、WISC知能検査の検査者、かつ解説者でもあるマリマンです。
園児から高校生までのお子さんと、親御さんや先生方から、様々な相談を受けている公認心理師(心理系唯一の国家資格)です。
オリジナルのサービスを提供できる、自分の本拠地を築きたい!という想いから
『UNIQUE(ユニーク)』という私設相談室も開設しています。
本日は、徒然なる回顧録の一部として、宿題について触れてみたいと思います。
宿題事情
私が子育てをしている頃、特に子どもが中学の頃、頭を悩ませていた問題がありました。
そう、宿題です。
Hくんと弟くんが通っていた中学では、毎日英・国・数の3教科、自主勉強して1ページずつを提出しなくてはならないという掟がありました(自主とは名ばかりで、通称イチピーという掟です)。
国語は漢字と決まっているので、漢字検定参考書の指定級ページをひたすら映して練習するというものでした。
数学は中身は自由ではありましたが、赤ペンで〇付けや直しをするところが絶対でした。
英語は概ね、単語練習か教科書の本文を写すということをしていたと思います。
我が家の子供たちはスポーツサークルに夜通っていましたし、部活の夜連がある日もありました。当然、周囲には塾に通っているお子さん方もたくさんいて、皆時間がないのです。
そこへもってきて、毎日3ページの提出・・大変なことでした。
何が大変って、毎日だからです。余分にやってしまうと、全て確認済になってしまい、翌日への貯金にはならないのです。リセットです。
時間に余裕がある日もない日も、ひたすら3ページ!
そうなると、子どもたちも考えます。
どうなるか・・
負担が少ないように、自由裁量の中で簡単な課題を選ぶようになります。
英語なら例えば apple ばかりを書くようになります。
studentだとしても s t u d e n t s t u d e n t s t u d e n t と書くようになります。
数学なら、〇にしかならない簡単な問題ばかり
例えば 2X=10 X=5
それを、 2 X = 10 12 X = 510 X = 5 と書くようになります。
国語はマスが決まった漢字ノートなので、やっつけで汚い字の漢字が並びます。
また、1.4ページ辺りを書いておいて、忙しい翌日に備えてみたりします。
(勿論、1.8や1.7やってしまうと確認済になってしまうことを経験した後、ギリギリセーフラインをあぶり出しています・・涙ぐましい努力)
私は、いつも思っていました。
これが、一番頭を活性化できる時期の学生が取り組むべき宿題なんだろうか、
うちの子たち(特にHくんがやっていたような・・)の努力は、こういうことに割かれてしまうんだろうか、
これをしたところで結局、今度は、字が汚い、字がデカいことでのC評価・・なんのイタチごっこをしているんだろうか・・
長くなりそうなので、次回に続きます。
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あなたにとって、豊かな1日になりますように~💞
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