父の病状4/26-27
・4月26日
昼は父母が新婚のころに住んでいた広瀬淡窓の書斎であった遠思楼を咸宜園に見に行くが、残念ながら休刊日で拝観できず。
「遠思楼」は、俺の爺さんが文化財保存のために自宅敷地内に移設し、新婚の父母が住んでいたのだが、昭和28年に市に寄付して咸宜園内に復元された建物である。
甥は見たがっていたので残念がっていた。当時よくこんな小さな家に住んでいたものだと思う。
長兄は小さい頃ここの2階から落ちたそうだ。
そのまま、病院へ。
父は昨日と容態変わらず。反応はあるが意識がもどるかどうか。
右手をギュッと握ってくれるが左側は動かない。脳梗塞は右で起きたようだ。
以前は、左手の方が自由に動いていたのだが。
不謹慎だが正直このまま生き延びても母が大変になるだけだ。
見舞い後、昼食に次兄が想夫恋の焼きそばを食いたいとのことで皆で行く。
俺も帰ったその日に行ったので2日ぶり。
「天使と悪魔」観賞後、親父の古い写真を取り出して見る。満州航空の時の写真
など、男前で甥・姪も「おじいちゃんカッコイー!」とはしゃいでいる。
姪は最終バスで帰宅。
・4月27日
父は明らかに反応が出てきたように思う。本当に危ない状態からは脱したらしいが予断は許さないらしい。
「GWまで会社を休む」と言うと兄弟親戚、妻まで「会社からもう来なくていいと言われないのか?」「大丈夫?」と心配される。
普段から(土日も出て)全然休んでいないのに、6日休んだくらいでそんなこと言われたらホントにヤダなぁ。
午後、次兄・甥が帰宅。夜、サムライミ「スペル」鑑賞。