サンタさんへのお願い | 紺碧のソラの雲

サンタさんへのお願い

小1の娘はサンタクロースをまだ信じている。
いつまで信じていられるかわからないが、少しでも長く信じていられるように親として色々と小細工をしていたりする。
例えばこれまで、
「クリスマスの晩は窓の鍵を開けておかないとサンタさんが入ってこれないよねー」とか、
翌年は「鍵を閉めたまま寝たから、プレゼントをベランダに置いてるみたいだよ」とかとか…。

その小細工の一つに「サンタさんからのプレゼントとは別に親からのプレゼントをあげる」というものがある。
今まではプレゼントが少額のものが多かったので大丈夫だっったが、段々大きくなってくると高額のものを望むので厳しくなってきた。

___________(以下娘との会話)


オレ:そろそろサンタさんに何をお願いするか決めておいた方がいいんじゃない?

娘:もう決めているよ。サンタさんには「ニンテンドーDS」で、パパとママには別のもの。

オレ:えー。ニンテンドーDSって高いじゃん。サンタさん大丈夫かな?

娘:平気だよ。だって世界中の子供におもちゃ買えるくらいお金持ちだもん。

オレ:いやあ、どんなにお金持ちでも世界中の子供がDS頼んだら、サンタさんは困ると思うよ。だから、もっと安いものにしといたら?

娘:そんなのパパが心配しなくてもいいよ。サンタさんに高いのをお願いして、パパにお願いするのは安いのにするから。

オレ:じゃ、パパには何をお願いするつもりなんだよ?

娘:えーとDSが2千円位するでしょ。パパにはその半分の千円位のやつ。

オレ:2千円?何言ってんだよーDSは1万円以上すんだよ!!

娘:あ?そう?そうなんだ。でもパパのは何か安いもので考えるから。

オレ:・・・・・・。