舟状骨骨折 | 紺碧のソラの雲

舟状骨骨折

前回の話の続き。
幻想的な螢と圧倒的な星の観賞から戻ってから、外で宴会をやり花火などをしながらまったりと過ごす。虫かごの蛍も逃がしてやる。仲間のT君がロングスケートボードを持ってきていて娘をそれに乗せて遊んでくれている。お!だいぶ乗れるようになってきたじゃん。

「パパもスケボー乗れるんだぞー」オレは子供の頃スケボーを2台持っていてよく遊んでいたので、そろそろ娘に格好いいところをみせるかなと借りて乗ってみる。

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ドンガラガシャン!!自信があったのにあっさりと最初のコーナーが曲がれずに自爆!
転けて左膝を大げさなほど擦りむいてしまう。そのときについた右手も痛い・・・・。今考えれば30年ぶりだし酒も入ってるし無謀だったな。
宴会は続くが、痛みで先に寝る。皆は朝まで飲み続けていた。

翌日は片付けをし、温泉経由で帰宅の途へ。天気にも恵まれ帰る時になってから降られたのでラッキーな旅だった。

翌月曜日。右手を診てもらうため病院に行く。
打撲か捻挫と思ってたら親指の付け根のところにある舟状骨骨折だと。治りにくい場所で全治12週間。肘までのギブスなのでこの夏臭くなりうそうな予感。
「骨折しているにもかかわらず、かたづけたり運転したり、痛みに堪えてよく頑張ったよな、オレ。自分で自分を誉めてあげたい」という話をかみさんにしたら「そもそも骨折したことを反省しなさい!」と至極真っ当なことを言われてぐうの音も出せず、ちょっと凹む。トホホ。