いい子症候群
こんにちは、結鹿です
最近は勉強をしていたり、いろいろな方からお話を伺うことが多くてブログから離れてしまっていました
私は優柔不断で、物事を自分で決めることが得意ではありません
自分のことが信じられなくて、この決断が悪い方向へ行ったらどうしよう
この決断をしたらどう思われるかな
何て考えてしまって、自分のことが決められません
最近いろいろと決断しなければならないことがあって、大変でした
お金がかかることだとなおさら、旦那さんに相談しないと!とか
思ってしまって
私はとにかく決断を相手にゆだねてしまっていました
自分の食べたいものも
欲しいものも
どこに行きたいのかも
どうしたいのかも
自分でわからないんです
誰かと遊ぶとき
どこに行きたい?
「どこでもいいよ」
何食べたい?
「なんでもいいよ」
何したい?
「なんでもいいよ」
関心がないわけではないんです
わからないんです。
優柔不断な人の特徴として調べてみると
①決められない
②責任感がない
③心配性な性格
と出てくるのですが、心配性だったり慎重な性格といえばそうかもしれません
ただ責任感がないのは違う気がしますね
私の場合は、本当はしたいことや食べたいものがわかっているのに口に出せないタイプです。
相手優先にしてしまいます
自分のことを言わなくても、自分がしたいことをしなくても文句を言うわけでも
「本当はこれがしたかったのに」と言ったり、思ったりするわけでもありません
それは幼少期の環境がこうさせたんじゃないかなと思います
幼少期、私はとにかく我慢して育ちました
”親に褒められたいから”
”迷惑をかけたくないから”
”自分のことを見てもらいたいから”
”可愛がられたいから”
”認められたいから”
と我慢してきました
私は親に対して、自分に興味を引かせたかったがために我慢してきました
両親は手のかかる兄の方ばかり見ていたので、私は一人で遊んでいることが多かったです。
そのため
”親が望む役割を演じていた”
その経験が大人になった今でも、自分のしたいことなどがわからなくなってしまったのだと思います
人の顔を伺ってしまう
自分らしさがわからなくなってしまいました
自分の意見さえもわからなくなってしまった
これを今の時代では
”いい子症候群”
というみたいですね
大人の”いい子症候群”は、男性よりも女性で多く女性の84.7%も当てはまるといいます
・嫌と言ったり反論したりするのが苦手
・落ち込みやすく立ち直りにくい(失敗するとひどく落ち込む)
・我慢強く思われる
・周りの空気を必要以上に読んでしまう
・困った時などに他人に助けを求められない(弱みを見せられない)
・手のかからない子どもだった
・感情表現が苦手
・自分が何をどうしたいのかわからない(やりたいことがわからない)
・自分の意見を言えない
・子供のころ、進学や習い事などは親の言うとおりにしていた
・主体性がない(個性・考え・主義主張など)
・すぐに周りの人の指示を求めてしまう(指示がないと不安になる)
・自分の意志で選択や決断ができない
このようなことに当てはまるといい子ちゃん症候群だそうです
人の顔色を伺ってしまう、自分よりも人の喜ぶことを優先してしまう、自分らしさがわからない、自分の選択に自信が持てず、優柔不断になる、自分の意志がわからない、自分の気持ちがわからない
とても生きづらいですよね
原因として
・親の価値観を押し付けられた
・感情的に叱られた
・過度な期待をかけられた
・親が望む役割を演じられた
・親が子供に無関心だった
があげられます
やはり親の興味を引きたくて、親に自分のことを見てもらいたくて、認められたくてこのようになってしまう人が多いようですね
改善方法があるそうです
①毎日3∼5回「今、どう感じている?」と自分に問いかけて、ノートに書き記す
自分の気持ち、感情よりも他人や親が喜ぶことを優先して生きることが習慣づいているので、自分の気持ちや感情に意識を戻す必要があります。
何をどう感じるかは、親でも世間のためでもなくあなたの自由です。
今不満に思うこと、今満足していること、
今食べているものはおいしいのか、美味しくないのか
会社の同僚に対して自分はどう感じているのか
今自分が何をどう感じているのかを頻繁に問いかけ、ノートに書きだすことで
自分が何をどう感じているのかに敏感になり、自分軸へと改善されていきます。
②毎日3∼5回「本当はどうしたい?」「これからどうやって生きたい?」と自分に問いかけ、ノートに書き記す
親や世間の期待の方を優先してしまっていると、自分にとっての幸せな人生を選べないまま他人軸で生きてしまいます。
他人の人生を生きてしまうと虚無感や虚しさが強くなり、幸せを感じづらい人生になってしまいます
「こうするのが”正しい”から」「これは”正しくない”から」ではなく、あくまで自分自身がどうしたいのかを自覚することが大切です
「正解、不正解」「べき、べきでない」といった世間や社会通念を基準にしてはいけません
人生には正解はありません、自分が生きたいように生きていいんだと思うことができれば、また一ついい子症候群は改善します。
自分にとって理想に近い人生を送っている人を何人かピックアップしてみて
「こんな人生もありなんだ」「あんな人生もありなんだ」と参考にすることで想像の枠が広がります
③怒り、悲しみ、不安、嫌、嫉妬等、負の感情を感じたときに「本当に望んでいるもの」を知るヒントにする
「本当はどう生きていたいのか?」「本当はどうなのか?」は、負の感情がヒントになることがあります
自分にとって嫌なことの反対を見ると「本当に望むもの」が見えてきます
例えば、朝から晩まで上司の顔色を伺ってびくびくしながら仕事をしていて
それが「嫌だ」と感じれば、自分にとってその反対の状況がどうなのかを想像します。
本心では、自分で働く時間を決められるフリーランスのような働き方をしたいと望んでいるのかもしれません。
誰かをうらやましいと思ったり、嫉妬の感情を感じたときも「自分らしい生き方」「本当に望むもの」を見つけるヒントになります
羨ましかったり嫉妬したりするときは、あなたもそうなりたいと望んでいるということです
しっかりと日常感じる不満、負の感情と向き合うことでだんだん自分本来の人生を自信もって選択できるようになります。
自分自身の気持ちがわかるようになったり、自分軸で生きることができるようになってもやっぱり日本人は遠慮したり気を遣ってしまいますよね
それでも、まずは自分がどう感じているのかを知ることが大切です。
私も少しずつですが、今の旦那さんに思っていることを言えるようになってきました
少しずつの積み重ねで、自分らしく生きることができるようになってきます
自分が生きやすいと思って生きられるように頑張りましょう
幼少期のころの記憶、環境って本当に大切な時期なんだなと思いました
私も娘の感情、その時の気持ちを聞きながら向き合っていけたらなと思います
今日も読んでくださってありがとうございます