建物の配置 | テナントリーシングのユニオンディアス

建物の配置

今日はおかしな天気でした。
朝は雨、昼に晴れ間、午後にみぞれ・・・いったい春はどこへ行ってしまったのでしょうか。

先日から、2回に渡って修理に出してきた社用車ですが、今日3度目の修理に出しました。
雨が降ると運転席のマット下がぐしょぐしょになるほど浸水があるのです。雨漏りだと思うのですが、原因を見つける度に修理してもまだ直りません。

年間1.5万kmは走るので、大事にしています。
こういうとき相談できる地元の整備工場がいてくれるので助かります。

さて、午後から地元の外食チェーン店本部へ。
新規出店の物件打合せです。こちらの部長は大変お忙しいので30分以上打合せ時間を頂けたことがありません。
今日も15分で終了です。

間口の広い土地ですが、建物をどこに持って行くかで売上や視認性が大きく変わります。

今回は複合案件を前提にしているので、2店舗分の配置を取らなければ行けないのですが、土地オーナーの指定した建設会社さんの配置は間口を狭めることにもなり、視認性を妨げることにもなり、何度もシャーペンで配置図にフリーハンドで建物位置を書き込んで検証してみます。

一番良い配置を決められたので、これを基準に協議開始です。
配置さえ決まれば建物はフォーマットが決まっているので、外構部分を含めたコストの話しに進めます。

いつも思うことですが、

建物の配置図を最初に考える設計担当の方は、店舗運営をする会社の気持ちになっているのだろうか?と良く思うのです。

どう考えても、視認性悪い配置、限られた土地が無駄になってしまう配置、複合店舗なら一部のテナントだけメリットが多すぎる配置・・・いくらでも問題点が見つかります。

こんなヒドイ時代に、新築で出店を検討する企業がどれだけ貴重な存在であるのかを良く理解して頂ければと願わずにいられません。

いま出店申込書を入れて頂いているテナントが出店申込書を取り下げたら、また当分テナントがきまらずに時が流れてしまいます。

その間の土地の価値の下落や公租公課の負担など、オーナーにメリットはあまり感じられません。

当社は宅建業者として、仲介業務をしていながら、やはりテナント寄りに考えてしまいます。
テナント開発担当出身者のサガなのでしょう。

あと、FC本部の某社からお問い合わせもありました。加盟店開発についてです。
今は物件よりも加盟店オーナーを捜すことのほうが難しいことのようです。

FCビジネスの良いところ悪いところを見極めてくる加盟店が増えてきているのでしょう。

明日は物件調査デーにします。千葉をぐるっと行ってきます。