こんにちは☺
2024年が始まってから 既に2カ月以上経ちました
能登半島沖地震やJALの衝突事故など年明けから色々とありましたね…
この場で哀悼の意を表明いたします。
被災者の方々が一人でも多く日常生活に戻ることが出来ればと日々願っております。
さて、今月18日の国際女性デー釧路集会に当ユニオンも参加しました。
今回は一般社団法人 北海道セーフティネット協議会 高橋事務局長による講演会が開催されました。
現代社会の中で生きにくさを抱えた方などを対象とした匿名の電話相談や相談員の育成もされている方です。
2011年東日本大震災時に避難所で起こった問題が今回の能登半島沖地震でも起こったこと
児童虐待、労働相談など個別のケース、若年層の死因1位が自殺ということなどお話いただきました。
抑圧の根底には社会の価値観から来る無理解や制度の歪みがあり、 今まで子どもや女性が受けてきた差別的な扱いの原因になっていたと考えられます。
実態にそぐわない制度、自己責任論、マジョリティの価値観など、個人を追い詰める要因が今日の社会に蔓延っています🙄
人が個人として尊重されるには多様性が認められる社会に変わらなければ難しそうです。
私達主権者が政治や社会を変えようと行動したり、市民に寄り添った候補者に投票することが大切だと実感しました。
自民党改憲草案のような人を個人として尊重するのではなく〝人=イエ〟として見る家父長制度的発想は論外です💣
また、質疑応答タイムでは『小中高校生の不登校が増えている。学力や点数を上げることを現場の教諭は求められてる。情緒的教育が大切な時期なのに疑問』というお話が他参加者の方からあり色々と考えさせられました。
支援者側からしてみれば、広く認識された共通言語の使用や評価基準の数値化で明確な共通認識を持てたり、テンポ良く支援を進められるメリットはあると思います。
しかし相談者一人一人の複雑な背景をカテゴライズしたり、単純化してしまうと対人援助を行うはずがただの会話を通じたルーティン作業に成り下がる可能性も高いのでは?と思います。
こんなのは支援じゃないし、何より相談者の不利益になると思います。
私自身良くないことと知りつつも普段の仕事でそういうことをしてしまうことを反省しました。
今回の講演会は普段の仕事を省みたり、市民側の代弁者を国会に送り届けることの重要さを実感する良い機会でした
今年は衆院選挙があります。
私達市民の声を国政へ届けてくれる候補者に投票しましょう✊
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