汚染水漏れが止まらない | Blog de Unionism | にいがた青年ユニオンの労働問題相談所

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東日本大震災:福島第1原発事故 汚染水漏れ、120トン 冷温停止後、最悪 移送を開始--報告2日遅れ

毎日新聞 2013年04月06日 東京夕刊

 東京電力福島第1原発の敷地内で地面を掘って造った地下貯水槽から汚染水が漏れた問題で、東電は6日、漏えい量は推定で最大約120トン(120立方メートル)、含まれる放射性物質は約7100億ベクレルと発表した。海に流出する可能性は低いとしている。11年12月に野田佳彦前首相が「冷温停止状態」を宣言して以来、最大。地下貯水槽からの漏えいは初めて。東電はすでにあるポンプに加え、仮設ポンプを3台設置し、汚染水の別の地下貯水槽への移送を始めた。完了までに5日程度かかる見通し。

 過去の汚染水トラブルとしては、11年4月に2号機取水口付近から4700兆ベクレルを含む520立方メートルが、海洋に流出したケースなどがある。

120トンって、ぜんぜん実感のわかない重さですが、体重60kgの大人の男性なら2000人分。ベクレルも億とか兆とか、やっぱりわけがわかりません。

「福島第一原子力発電所」をグーグルマップで見てみると、南東に丸いものが林立してます。
それは、汚染水のタンクです。
処理する以上にたまりますから、タンク設置の限界は2年後。
文字通り、「トイレなきマンション」のなれの果てです。

山を越えなければならないとはいえ、福島と新潟はとなりです。
福島から新潟へ、仕事の都合、子育ての都合などで家族ばらばらに避難してきている人もいます。
新潟に避難してきても、いまだにまともな仕事に就いていないという人も。
役所が募集している半年の臨時雇用では、安いわ、半年後に仕事はないわで、根本的な解決にはなりません。

かといって、私にいい答えがすぐに思いつくわけではないのですが、
悲劇を忘れず、行動することを躊躇するわけにはいきません。