最近めっきり寒くなってきましたねー^^
うにの働くところでは、工事の関係上暖房がいまだに入りません。
そのせいで、職場の患者さんはかぜっぴきが多くて・・・
うにはそこの階に行くことを避けています・・・w

最近、急に寒くなってきたせいか、患者さんが4人亡くなりました。

周りのスタッフは「この時期やっぱりね・・・多いのよ」と口をそろえて言います。
うにが働き出した頃もこの時期だったんだけど、
患者さんがなくなった記憶があります。
季節の変わり目は仕方ないのかもしれないです・・・

そんな身近に死を感じてたある日、母に「おじさんがいよいよ危ないかもしれない」と言われました。
母のお兄さんにあたる人なんですが、ずっと闘病生活を送っていました。
私は母から言葉を聞いたので、「会いに行かなきゃ!!」とすぐにおじの入院している病院にお見舞いへ
行きました。
でも、おじは丁度処置中で会えませんでした。
おじに付き添ってたおばが「次の日外出するから会いに来てやって」と言ってくれたので、
さっそく次の日に会いに行きました。
弱ってるおじを目の前に、あたしは何もいえませんでした。
だけど、私が帰るとき「気をつけて帰れよ」と言ってくれました。

その4日後・・・おじは亡くなりました。まだ60歳でした。

おじが亡くなった知らせを聞いて、仕事が終わってすぐに仮通夜が行われている葬儀場へ行きました。
横たわってるおじに触れて、びっくりしました。
まだ温かいのです。
外が寒くて手冷たかったので、温かいのがよく分かりました。

「人間ってすごい・・・」

改めて感じました。

おじ亡くなる丁度1ヶ月前に、愛犬を亡くしました。
そのときもまだ温かい体がだんだん冷たくなっていくことを間近で感じていたので、
こんな悲しいこともう経験したくないな・・・と思っていたのに。

おじを目の前にしたとき、まったく実感がわきませんでした。
最近身近に死を感じていたのか・・・感覚的にわかりませんでした。

身内の葬儀に出たのは小学生以来だったので、率直に感想を言います。

「死というものはあっけなく終わるのかな。人間は生まれた瞬間死に向かう・・・という表現があるけど、
 そうなのかもしれないな。(言葉が悪くてごめんなさい)だけど、人の死ほど悲しいものはないな」

私のおじの一番強い記憶というのは、お正月におばあちゃんのうちで親戚があつまるとき、
おじさんが自分で掘って来た自然薯でとろろを作ってくれたこと。
鉄砲が趣味でしょっちゅう狩りへ出かけていたこと。ジープを乗り回していたこと。
その狩りの獲物を食べさせられたこと(保育園の頃)
すずめ・はちのこ・いなごを食べさせられたw
ユーモアがあって、面白いおじさんでした。ありがとう。ありがとう。安らかに眠ってね。


私はこれから、まだまだ生きるぞ。
結婚して、子供生んで、家庭を作らなきゃ。
幸せを見つける旅はまだまだ続きそうです。