来週の今頃は、明日の入院を控え、何を考えているのだろうか・・・?

少しずつ、覚悟を決め、病気と立ち向かわなければならない反面、
いまだに、自分のことだと受け止めてはいるが、あまりにも現実味が感じない。

抗がん剤の種類や、副作用、私の病気について、
ネットで色々調べたりしている。
だから、多少の知識を蓄えて、この闘病に立ち向かおうと思っている。

生まれつき、低形成の腎臓で生まれ、慢性腎不全を患って生きてきた。
小学5年生の春に透析導入。
約3年後、
中2の夏に、母を提供者とし、腎移植を行った。
病院とは切っても切れない縁。
見た目は、周りの子と一切変わらない。
だれがどう見ても、持病を持っているなんて思わない。

毎日飲む薬、月1ペースで行かなければならない通院。
それがあたしの「普通」の生活だ。

腎移植をしてから、本当に周りの子と同じような生活が送れるようになり、
あたしは「治ったんだ」って勘違いしていたのかな。

それからの、卵巣腫瘍だもの。

どれだけ、あたしの身体を苦しめればすむのだろうか・・・。

正式名称:右卵巣:成熟嚢胞性奇形種から出た神経芽細胞種つまり悪性。
分かりやすく言うと・・・まぁ卵巣癌だね。

誰を恨むでもない。

ただ、日常と変わらない生活が送れることがどれだけ幸せなのかと思う。

仕事がしたい。

今はコレばかり考えてる。

抗がん剤によって、あたしの身体はどう変わってしまうんだろう・・・

怖い。

本当に怖い。

副作用は必ずやってくる。

個人差はあるけれど、必ずやってくるんだ。