今日、友人と別れたあとにふらふらとしていたら、

すいよせられるようにウィンドーに引き込まれた。

そこには黒いロングブーツ。



手にとって見ると「タニノ・クリスチー」の文字。



高い、だけれどもぐっと太いヒール。

筒もまっすぐで、ジップがない。

だけれども、背筋のスッと通ったブーツ。

たたずまいが凛としている。

揺るがない何かを感じる。



久々に見るだけでわくわくするような物に出会った。

今年はブーツを新調しないことに決めた。

そのブーツはすぐ手に入れたくない。

学生の頃のように、そのブーツを手に入れる時を夢見て、

お金を少しづつ貯めて買いたいと思った。

私にとっては簡単に手に入れてはいけないようにさえ思えるたたずまいだった。



「来年、迎えに行きますから、お願いですから待っていてくださいね。」

とお願いしてみた。

答えはなかったけれどもね。