昨夜、ニュースで
さくらももこさんの死去を
知りました。

平成元年
講談社漫画賞 少女漫画部門にて
さくらさんの
「ちびまるこちゃん」と
同時入選させて頂いたことを
思い出します。

私は、当時 講談社専属の漫画家
でしたが
集英社で描かれていた さくらさんが
講談社漫画賞を
受賞されたことは
私の何百倍、何万倍も
凄いことだったと思います。


そんな さくらさんが
出身地である清水市の知名度に
多大な貢献をされていたことは、
本当に素晴らしい事であり
私が そこまでの漫画家に
なれなかったことを
唯一、悔しく思わせてくれる
瞬間でもあります。

私は、せいぜい
SNSを通して
なるべく多くの人に
下田を紹介し、興味を
持ってもらいたいなぁ、と
一つでも多くの観光名所、
お店等を
せめて下田にいる間は
毎日あげるのが、
私に出来る精一杯です。

それでも
そこに甘んじてはいけないな、と
思いました。
これからでも出来ることを
模索してゆくべきだな、と。

命には、限りが
あるから。

あの日、受賞式の控え室で
初めて お会いしたさくらさんは、
私と同年代に見えましたが
5歳も下だったんですね。

さくらももこさんの
ご冥福を謹んでお祈り致します。

とりあえず
下田で今私に出来ることは
10月28日
下田プリンスホテルでの
講演会です。
私が漫画家になるに
いたったわけ、そして
これからの私に課せられたこと
等について
話そうかな、と
思っています。

小さなことから、
小さなことでも、
コツコツと。


やれることしかやれない。
でも、
やる努力はしないと。

と、
改めて、私に思わせてくれた
さくらももこさんの永眠は 
私にとっても
大きかったのかもしれない。