なしゃんは

にんにんが 昨年(2016年)の2月23日 
ウニくんが 昨年(2016年)の3月6日に
立て続けに逝ってしまってすぐに

自分の隊長としての役目を果たしたかのように
みるみる痴呆になってゆきました(脳萎縮)

脳腫瘍もあったかと思います

全身麻酔で行うMRIを
やる歳でも やるべき歳でもないので
ハッキリは言えませんが
そうであろうという判断の元
治療をしてまいりました


最初は 徘徊や狭いところへ入りたがる
バックすることが出来なくなる
などの症状でしたが

そのうちに、発作をたまに起こすように
なりました。

主に、横転して手足を震わせる発作です。



ここへきて
それが 頻発するようになり

一度は、脈拍が30まで下がり
『死んだ!』と頭で叫びながら
病院へ走り、
それでも
2015年6月2日に手術して強くなった心臓は
なしゃんを復活させてくれました。


その後 入院の出来ない なしゃんに
(病院だと脳圧があがってしまう)
シリンジから点滴する機械をお借りして
脳圧を下げる薬を 1日3回 点滴し

抗てんかん剤も増やし

とにかく発作を抑えるよう
先生方にも大変 頑張って頂きました。
ウニの頃からお世話になった先生には
往診もして頂き

なしゃんの腎臓の治療をして下さっていた先生は
夜中の電話も朝方の電話も 快く
受け答えして下さいました。

脳の治療をして下さっていた先生にも
1日に何度も何度も電話で質問しても
いつでも丁寧に
導いて下さいました。


そのおかげで一時は 発作がほぼない1日も過ごせました。


そのうち
点滴の機械にも
慣れてきて
エラー音の度に病院に電話したり
直接指導してもらいにいったりが
なくなった頃

点滴の最中に 排尿排便をしたくなるように
なった なしゃんを片手に
そしても一方に点滴の機械を持って
なしゃんをトイレに連れてゆくことも
出来るようになったほどです
(もちろん その場でお漏らししてくれたほうが
 私的には良かったのですが
 ワンコは律儀なので
 トイレに連れゆくまで泣き続けます)





一生懸命やっていたつもりですが
すぐにまた
発作が起こり始めました。


座薬を入れることも多くなり
その刺激で 排便をしたくなるらしく
出なかった 便が出てきます。

ここぞとばかりに
座薬が出ないよう抑さえつつ
便をかきだすという技を
自分ができることを発見(^-^;
(もちろんPちゃんの手助けあっての技でした)


申し訳ないと思いながらも
Pちゃんの手をお借りしながら
こうして頑張っていこうと
思っていた矢先でした


新たな発作がでました。


手足も震えてないのですが
とにかくボーーーーーッとして
意識はあるのですが
でもないようにも見え
発作なのかどうなのかもよく
分かりませんでした。

ボーーーッとした後 我にかえり
フラフラ歩こうとして横転
また 意識があるようないようなの目で
横転したままに・・・


そのうち、これは何かまずい!と
思った私は
なしゃんを抱き上げました

すると、なしゃんがキャイーンとふたつ泣きました。

慌てて
渡されていた 抗てんかん剤の静脈注射を
なしゃんの腕の静脈点滴用の管に
入れて
打った!と思ったとたん
なしゃんの首がグニャと落ちました。


あ・・・
死んだ・・・


また なしゃんを 夜間救急に

運転しながら、助手席のなしゃんの身体を
触ると
まだ動いているけど
息が浅いのがよく分かりました。


なしゃん、逝っちゃダメ まだダメだよ

と 声をかけながら
病院到着

なしゃんの強くなった心臓は
しっかり動いていましたが
呼吸はとても浅く ほぼないような状態でした。

すぐに気管に 酸素100%のチューブを挿管され


それが 夜10時半くらいだったかと思います。


チューブを嫌がるように首を起こして
振ってくれたら
それが 持ち直してくれた相図ということでした。

なしゃんは
なかなか首をあげず


でも、時々 頑張って
わずかに 首を台から浮かせました


がんばれ がんばれ

家に帰ろう

逝くなら家で逝くんだ


午前3時半ごろ
突然なしゃんの首が 台から浮かず
台の上で 上に反り返りました。


そして それと同時に 心音の機械が
キンコンキンコン鳴り始めました。


先生が飛んできて
心臓マッサージを


でももうダメであることはわかったようです。


ずっとその間
なしゃんに
『大好きだよ ありがとうね 幸せだったよ
 ネギちゃんとにんにんとウニくんによろしくいってね みんなで待っててね』
を繰り返す私に

先生が
あと2分でマッサージを止めますので と

その間に
たくさん話しかけてあげて下さいという
ことだったと思います。

更に
『なしゃんが大好きだよ』『ありがとう』を
ずっとずっと叫び続けました。


そして、2017年6月1日午前3時37分
なしゃんは
ウニくん ネギちゃん にんにんのところへ
逝ってしまいました。


私のウニファミリーがいなくなりました。




なしゃんは まだ家にいます。

まだ生きてるみたいです。
(見れない方は、このまま閉じて下さいね)













































私の可愛い可愛い何より大事なウニファミリー
私を待っていてね




ウニファミリーを可愛がって下さった皆様
本当にありがとうございました。






あとは
ブチャな二人組が残りましたが
ウニファミ同様 よろしくお願い致します。

この子たちがいなければ 
耐えることのできない喪失感です