ご心配をおかけしております。


2時過ぎ頃、様子を聞きに 病院に行ってきました。
説明は、診察室で私一人で受けました。
なしゃんは酸素室です。

なしゃんを安心させたかったし会いたかったので
なしゃんを興奮させないよう
病院の外に連れてきていただいて
そこでなしゃんの顔を見せてもらいました。
なしゃんは にんのように分離不安症なところはないので
いつもと変わらない顔をしていました。


しばらくすると なしゃんの呼吸が少し荒くなってきたので
やはりもう少し入院させることに決定しました。
(「変形性脊椎症」の痛みが出ている今は安静にもなりますし)


急にウニくんより重い肺水腫になって
驚かれた方もたくさんおられるかと思いますが
本来は なしゃんのような場合のほうが多いと思います。

何かをきっかけに(そのきっかけは大きさを問いません タイミングとか運です)
太いけんさくが切れると
重い肺水腫にすぐなります。

ウニはたまたま、細いけんさくが 切れるというかのびていって
全てが徐々に徐々にという感じだったので
急な重い肺水腫にはならなかったのだと思います。

それは、その子の性格も大いに関係します。

なしゃんは ウニと違って、リーダー的気質が強く
いつも気を張っていて、興奮しやすいので
一度なってしまったからには
これからも、重い肺水腫を繰り返す可能性は
大きいです。

ウニはどちらかというと、
なるべくなら我関せずでいたい性格で
なるべく息を潜めて生活していたい質なので
長い間、なんとかやってこれたようです。



そのようなこともあり
なしゃんにつきましては
手術も視野に入れて考えてゆくことにしました。


ウニが初めて肺水腫になったのは既に、14歳になっており
(心臓弁膜閉鎖不全症になったのは10歳です)
しかも、ウニは肺水腫を最小限に抑えられそうな性格だったので
手術は選択肢にありませんでした(先生の選択肢にも)。


なしゃんは 今12歳(9月には13歳)
やるなら今。
(昔は10~11歳までと考えていたそうですが、今は技術も上がっているので
状態がよければ なしゃんの歳でも視野に入れるようにしているとのことでした。)

そして、やるのならば二度目の肺水腫になる前にやったほうがいいらしいです。
手術の成功の確率は
肺の状態が良ければ良いほど、高くなるようです。

けど けど
そうなんですけど
答えが出せず 悩みます。

どうしてあげることがなしゃんにとって良いのか・・・

この先どんどん重い肺水腫になっていって
苦しんで亡くなることになったら・・・

でも、それは今起きてることではなく
そうならない確率だってある。

でも、なってしまってからだと、手術は難しくなる。


考えても考えて堂々巡りですが
なんとか決断しようと思います。
どちらにするか。
私が決めようと思います。


昨日、にんを散歩に連れて行こうとしたのは明らかに失敗でした。
大失敗でした。

でも・・・それでなるのなら
いつかはなったことだと思います。

どちらにせよ、私がやってしまったことなら
私が決めなければ
と思います。

なしゃんがこの先、どうしたらいいのか 私が決めなきゃと思います。


こうしてる間も、涙が出ますが
泣いている場合ではないです。

なしゃんに長生きしてほしい。


なしゃんがいないからか、にんが とても寂しそうです。
普段は仲が悪いのにね。